【Googleビジネスプロフィール】ウェブサイトを作る&集客を伸ばす方法【お店向け】
どうも、中小企業向けにサイトを提供しているスキラゲックス(Twitter:@skillagex)です。
今回はGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を利用中のお店様から相談を受けたので調べてみました。
つくりだしたはいいものの、ウェブサイトはこのままでいいのか?という疑問にお答えします。
Googleビジネスプロフィールを利用してのお悩み
あるGoogleビジネスプロフィールでサイトを運営しているジムの方から相談を受けました。
「集客をしたいが、Googleビジネスプロフィールで作成したウェブサイトを有効に使えているか分からない」といった具合でした。
結論からいくと、グーグルサイト自体は無料で集客できるツールとしては完成度が高いので、3つのポイントに絞った改善を行って手を加える案を提示しました。
それは「どういうお店にしたいか」「他店との差別化ができているか」「どこをゴールに見据えるか」
この3点をふまえた構成にする必要があります。
外部リンク|Googleビジネスプロフィール|Googleで顧客エンゲージメントを促進
Googleビジネスプロフィールを使ったサイトを最大限活用するチェックポイント
以下の3つのポイントを重要視した改善を行うことで、今までより質の高い集客ができるようになります。
どういうお店にしたいか
写真の見せ方や情報が変わってきます。
お店のターゲットはだれなのか・理想とする顧客像はだれか・しっかりと強みを写真や言葉で伝えられて、なおかつ他店と差別化できているか・・・とか。
ここで注意してほしいポイントは店主目線ではなく顧客目線で考える点です。
「こういうお店にしたい」ではなく「こういう人が通えるお店にしたい」と考えることによって自然とお店のイメージが固めましょう。
どんなにコンセプトにこだわりがあってお店像が決まっていても、実際にターゲットとあっていなければ効果がありません。
他店との差別化ができているか
これは先程のどういうお店にしたいかと密接に関係してきますのでとても重要です。
他店と同じメリットを提示しても、価格競争になり戦い続けるのは大変です。そこで他では受けることのできないサービスやメリットを提示して差別化していくことが重要ですよね。
しかしそのメリットとお客様が感じているメリットは意外とイコールではなかったりします。「え?そこなの?」という時もあります。
そのため本当の自分のお店の強みに気づいているところは少ないのが現状です。
どこをゴールに設定するか
メールや電話をしてもらうまでがゴールとするならば、電話をかける心理的ハードルを下げるセールストークが必要です。
来店がゴールなら訪問するメリットを提示する必要があります。直接相談することで細かいサービスが受けられるなど、行かないと損な状況がお客様の足を運ばせます。
お客様は事前に心づもりがないかぎり、いきなり電話することはありません。
また、毎月の注文数を2倍にするとか、新規獲得成約1回にたいして何回ランディングページに訪問が必要なのかとか・・・
明確な数字の目標があると改善に役に立ちます。
以上これら三つの要素を踏まえた上でサイトの構成を練り直します、がその前にまずは現サイトの問題をあぶり出します。
改善が必要なサイトの実例
サイトの改善が必要な例をいくつか挙げます。
トップページにすべて載せようとする
どれも見せたい情報だからと言って、すべてトップページに掲載してしまっているというよくある例ですね。
これはどんなお店にしたいか、どんなお客様に来て欲しいかによってトップページの情報は削って削って作らなくてはいけません。
また、お客様が一度に取得できる情報はせいぜい3〜5個ほどの情報しか頭に入りません。情報は整理しカテゴリーごとにページを分けて管理します。
クリックによるストレスがある
また、お知らせのコンテンツがバナーに内容を乗せ、記事内は文字情報少な目・・・なんて状態でした。
記事自体が押す必要のないバナーになってしまうのは、ゴールが定まっていないためこのような現象が起こります。
お知らせやコンテンツはすべてゴールに誘導するための重要な布石。自分が電話して予約する時(ゴール)の状況を思い出して、逆算してルート(コンテンツ)を作っていきます。
僕ならすぐ出来る初心者向けトレーニングの解説と電話しないと損な状況(当日割とか、予約が取れないけど電話なら当日空いてます、とか)と、を掛け合わせます。
カテゴリーが分かれていない
新メニュー情報やコロナ休業案内がお知らせに一緒に上がっていました。
価格を見るところなのかアナウンスをみるのか見る側を混乱させてしまっています。新メニューは「料金プラン」のカテゴリーがなかったので新たに分けます。
お客が欲しがっている情報が無い
価格が載っていませんでした。
自分が探す立場になると一発でその違和感に気づくのですが、そう行った第三者の目線で自分のサイトを見つめなおすのがなかなか難しいですよね。
これも素直にお客様やコンサルタントに教えてもらう素直さが必要かと思います。
あえて価格を載せず、お問い合わせをさせるというテクニックもあるかも知れませんが、意図してないなら改善した方が無難でしょう。
新たに「料金プラン」ページを設け、トップページとグローバルメニューに誘導のリンクを入れます。
3つのポイントを軸にしたサイト改善例
見やすいサイト=よく整理されているサイトです。3つのポイントと上記の改善ポイントを元に改善していきます。
トップページの整理
「どんなお店か」「他店との差別化」「ゴールの設定」これらをサイトトップに反映していきます。
休業日やスケジュールなど緊急性のあるお知らせと、イベントや特典がメインの情報なのでしっかりと分けて見せていきます。
すでにリピーターの多いフィットネスジムなので、リピーターにも新規にも必要な情報を分かりやすく見せていきます。
中身の濃いコンテンツを用意する
お客様がジムに行く時の不安って、料金以外にも「初心者が受けても大丈夫なの!?」という心理的ハードルがあると思います。
そこを懇切丁寧にサポートします!とアピールするのはもちろん、細かな悩みに対して説明するページが必要だと思います。
価格設定を明確にする
価格は新規顧客が気にしている大事な要素です。
トップページから価格表に飛ぶようにボタンをつくり、価格ページをしっかり作りこみます。ジムならプランごとの価格を説明します。
導線をしっかり確保する
グローバルメニュー内にも無かったので追加しました。
トレーナーの紹介を入れる
トップページ最後のお問い合わせのボタンの前にトレーナーの紹介をはさみました。
迷っている検討中の訪問者にだめ押しで情報を提供していき、安心感をプラスできたらと思います。
日々計測と改善を繰り返していく
これで使いやすいサイトになったのではないでしょうか。新規の離脱も少しは減りそうです。
本当に基本的なことを追加しただけなのが分かると思います。しかしなかなか自分一人では何が正しくて何を行っていけばいいか判断が難しいので、その時は第三者に忌憚なくアドバイスを聞くか、直接お客様に質問してみるといいでしょう。答えはお客様が持っていることが圧倒的に多いです。
そして計測とそれを基にした改善は引き続き行います。googleアナリティクスとサーチコンソールは入れておきたいですね。
ワンランクアップのための考察
中のUI周りは以前より整備されました。
しかしこれだけでは検索数はアップしませんね。どうしたらGoogleビジネスプロフィールをもっと生かせるでしょうか。
- SNSとの連携を強化する
- ぜひ追加して載せたいコンテンツそのページ、そのサービスでなければいけない理由を載せる
- 付加価値のアピール&実質無料をアピールする
- 計測ツールを導入して、予測と対策をきちんと立てて行動する
- 隣町から来る理由と、かかる費用をチャラにできるメリットを打ち出してあげる
まだまだ出来ることはありそうですねー。特にSNSで集客は若い女性には影響力は無視できませんしね。
さらに上を目指すワンランクアップテクとして、独自URLを取得しワードプレスに乗り換える方法をまとめました。
良かったら見てくださいね。
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